

室内は明るいイメージのインテリアでまとめました。ナチュラルな床材の風合いが、以前から使っていたという家具類と調和しています。
旭川市郊外の閑静な住宅街に立つ、濃紺と木目を組み合わせたシャープな外観のY邸。規則正しく並んだ窓や駐車場を兼ねた広い前庭が、モダンな建物をいっそう引き立てます。
Yさんご夫妻は、結婚を機に家づくりを検討されるようになりました。立地や広さなど、希望に合う土地を探す中で知り合いからクワザワの営業担当者を紹介され、旭町の土地と出合われました。「二人の実家に近いことや、土地が広く、メインの通りから一本入った立地など、ここに建てない理由が見つかりませんでした」とご主人は振り返ります。
プランニングでは、奥様が箇条書きにした「こんな家にしたい」というリストを用意。内装を明るいイメージにすることや和モダンのテイストを取り入れること、収納を多く設けることなど、さまざまなリクエストを一つずつプランニングに反映していきました。中でもこだわったのがキッチンカウンターの高さ。調理師免許を持つご主人が料理を作ることが多いため、カウンターの高さをご主人の身長に合わせ、通常よりも高めにしました。また濃淡のある木目が空間に温もりと落ち着いた印象をもたらすフローリング材を採用し、室内を明るいイメージにすることをめざしました。
綿密な打ち合わせとプランの修正を経て、Y邸の新築工事は2024年秋に着工。工事中、Yさんご夫妻は現場を何度か見学され、マイホームができる様子を見守ったそうです。そして2025年の1月に、お二人の理想をかなえた住まいが完成しました。
料理は主にご主人が担当しています。170cm後半というご主人の身長に合わせ、キッチンカウンターも高めに設定。腰壁を高くすることで、キッチンの内部や手元を隠せるようにしました。
造作で収納パーツを組み合わせて配置し、たくさんある調理器具や食器などをすっきり収めました。
Y邸に足を踏み入れて、まず目につくのが広々としたリビング。1階には客間などを設けず、広い空間を確保しました。また、こだわりのキッチンは、カウンターの高さはもちろん、収納キャビネットも理想を追求。住宅設備メーカーの収納パーツを組み合わせて造作し、オリジナルの収納を造り上げました。「既成の収納をうまく組み合わせてもらい、パントリーとして使えるスペースも造ってもらいました。それがとても役に立っています」とYさんご夫妻は話します。
ユニークなのが2階のホールに設けた畳敷きのコーナーです。「畳のある和モダンな空間が欲しい」という奥様の要望を取り入れ、屋内空間に変化をもたらす狙いも込めてオープンなスペースを造りました。さらに、メインベッドルームにはリゾートホテルを思わせるカウンターや扉のないウォークインクロゼットを設け、洗練された空間に仕上げました。
奥様がリクエストされた収納も充実。洗面室には広いファミリークロークを設け、下着や部屋着、仕事用の服などを収めることで家事や生活の動線をスムーズにし、無駄な動きを減らすようにしました。また、玄関ホールに設けた上着などをかけられるコンパクトな収納や、2階のホールに設けた1.5帖の納戸など、機能的に使うことができる収納を随所に造りました。
「理想の住まいが実現できて満足」と笑顔を見せるYさんご夫妻。共通の趣味というキャンプを楽しみながら、快適なマイホームでの暮らしをじっくりと深められていきます。
2階のホールにある畳敷きコーナー。現在は主にご主人のゲームスペースとして使われています。
ご夫婦のメインベッドルームは天井に個性的な木目調のクロスを用い、他の部屋とはイメージを変えました。
玄関を入った正面に、オープンタイプのシューズクロゼットを設置。ロールスクリーンで内部をさっと隠せるようになっています。
シックな濃紺に木目をアクセントに効かせた、シャープなデザインの外観。