近年、新たな商業施設などの開設が続き、生活の利便性と子育て環境の良さから暮らしやすい街として人気が高まっている恵庭市。S邸は恵庭市の中心部にほど近い閑静な住宅街に、2024年2月に完成しました。
いつか一戸建てを、という思いを持っていたSさんご夫妻は、2023年の夏に恵庭市内で土地探しをスタート。その過程で当社と出合われ、家づくりをご依頼いただきました。「外構まで含めて提案してくれる対応力と営業担当の方の人柄に惹かれました。私たちの要望を細部まで聞いてくれる姿勢に、クワザワさんなら信頼できる、と感じました」とお二人は口を揃えます。
奥様には「こういう家にしたい」という明確なイメージがあり、プランニングではそれを一つ一つ聞き取り、具体化していきました。その際、奥様が「とても心強かった」と振り返るのがコーディネーターの的確なアドバイスでした。疑問や迷いには迅速に答え、SNSにある情報の注意点まで把握しているなど「コーディネーターさんの言ったことはすべて正解」と絶賛。奥様は出産を控えられていましたが「出産への不安がどこかにいってしまうほど、毎回の打ち合わせが楽しみでした」と笑います。
当社に全幅の信頼をお寄せいただき、Sさんご夫妻の家づくりはスムーズに進みました。間取りや内装などを奥様が、外構や換気、予算面などはご主人が、というように役割分担をしたこともスピーディな完成につながりました。
奥様の自慢は機能的で広々としたキッチン。ご夫婦が一緒に料理ができるように、ゆとりのあるスペースにしました。大きなキッチンカウンターとつながるようにダイニングテーブルを置いたのは、動線を無駄なくするため。料理を運んだり、後片付けしたりという動作が、横の移動だけでできるようにしました。
注目ポイントは、ダイニングテーブルの背後にある大きな引き戸。その先にはご夫婦の寝室が設けられています。これもこだわった部分で、室内には家族3人で寝られるように、セミダブルのマットレスが2つ並べられています。「1階だけで生活が完結できればより快適に暮らせると考えました。また、高齢になったときも、1階で生活できれば安心ですよね」とご主人は理由を明かします。
2月の完成だったため、冬の暮らしも経験済み。ご主人が「家全体が暖かく、結露がないのはさすが」と話すように、新居の断熱性能の高さにも満足しているとのことでした。
今後は家庭菜園で野菜を育てたり、家の前に花壇を設けたりしてみたい、と奥様。学生時代に野球部のピッチャーとして活躍したご主人は、庭に練習スペースを作ることを計画中です。また、共通の趣味であるキャンプにも、お子さんを連れて出かけたいと笑顔で話されます。
今も将来も変わらずに、安心して住み続けられる住まいを実現したS邸。理想とする暮らし方のポリシーが随所に感じられる、快適で居心地の良い空間でした。