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家族や仲間と共に生活を楽しむ、
ベース(基地)のようなワクワク感のある家。

case30|江別市N邸
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玄関の土間はN邸最大のこだわリポイント。ご主人がスノーボードのワックス掛けをして汚しても、土間なら掃除しやすくて安心、という理由もあり、贅沢な広さを確保しました。

家を建てるなら細部までこだわりたい
営業担当と二人三脚でかなえた理想

 江別市郊外の住宅地に立つN邸は、2022年3月に完成したばかり。大きなカーポートに隠れ家のような物置、ウッドデッキやタイル平板など、外回りだけを見ただけでも、家主の遊び心やこだわりが伝わってきます。

 Nさんご夫妻は、奥様が双子のお子さんを妊娠していることがわかり、2021年の春先から本格的に家づくりを検討されるようになりました。建売住宅の購入も考えられたそうですが、せっかくなら自分たちの理想に合った家が欲しい、という思いから、マイホームを建てることに。奥様の実家がある江別市内で土地を探されているとき、ちょうど希望する地域に当社の分譲地があり、ご契約いただきました。Nさんご夫妻は当時を振り返り「契約の決め手は営業担当の方の人柄が良かったから」と口をそろえて言います。

 プランは奥様の要望を中心につくっていきました。実は、もともとはかわいい北欧風の家を考えられていたという奥様ですが、双子のお子さんが男の子とわかり、「多数決で負けた(笑)」ことから、ビンテージアイテムを取り入れた、落ち着いたイメージに変更。クロスや建具のデザインに至るまで、奥様のアイデアをかたちにしていきました。「建築中も、ギリギリのところで変更をお願いしたこともありましたが、営業担当の方は必ず応えてくれました」と奥様。出産後、子育てが忙しくなってからも、Nさんご夫妻と当社の営業担当やプランナーが協力しながら、N邸はつくられていきました。

白をベースにしたクロスとダークな色合いの無垢フローリングとのコントラストが美しいリビング・ダイニング・キッチン。ビンテージ調の家具が空間のイメージにぴったり合っています。

吹き抜けと2面に設けた大きな窓が空間の広がりを感じさせるリビング。高窓によって採光性が高まり、1年を通して快適に過ごすことができます。

広々としたセラミックのカウンターは、熱い鍋を置いたり、まな板の代わりに包丁でものを切ったりしても傷まない耐久性の高さが魅力。オープンスタイルなので、家族とのコミュニケーションや動線もスムーズです。

キッチン部分は雰囲気を変え、天井に木目調のアクセントクロスを張るなど、ダークな色合いでまとめました。

食品のストックに便利なパントリーを併設。壁のシェルフはご主人がDIYで作ったそうです。

無垢フローリングに趣味のための土間
"自分たちらしさ"のある家づくり

 完成したN邸は、ワクワクするような楽しい要素がちりばめられています。最大のサプライズは玄関の扉を開けたとたん目に飛び込んでくる広い土間。壁にはおしゃれなショップのように、スノーボードやブーツ、アウトドアウエアなどが飾られています。ホールも広々として、なんとも贅沢な空間ですが、これはNさんご夫妻が所有するアウトドア用品を、あえて隠さずに見せることで、生活感を出さないようにする狙いから。「当初は通常のクロゼットタイプでしたが、どこかしっくりこなくて。我が家らしさが欲しい、と思い、オープンなスタイルに変更しました」と奥様は言います。

 リビング・ダイニング・キッチンは、大きな吹き抜けと存在感のあるキッチンカウンターが目を引きます。玄関ホールから続く無垢のフローリングは、ご主人が「これだけは僕のこだわりで決めました」と話す自慢の床材。しっとりとした質感が足裏に優しく、ナチュラルな風合いが空間に趣を与えています。「無垢フローリングは年を重ねて変化していくのも魅力の一つ。子どもたちにも木の香りや温もりを感じてもらえれば」とご主人は目を細めます。

 他にも「女子力をキープする空間」として奥様お気に入りの洗面室や、双子のお子さんが小さいときは一緒に過ごし、将来大きくなったときには中央で仕切れるようにした子供部屋など、快適に暮らし続けるための知恵と遊び心が詰め込まれています。「子どもたちには、この家でのびのび育ってほしい」とご主人が話すように、N邸はまさに暮らしと遊びを楽しむための拠点でした。

「アメリカの基地」をイメージしたというエクステリア。ご主人が塗装を施したユーズドの物置が、秘密基地のようなワクワク感を盛り上げます。

アウトドアショップのようにしつらえられた土間の一角。見せるものは壁面に収め、細々としたものは壁面の奥にある階段下収納にしまうことで、雑然としないように工夫しています。

アメリカの食堂にありそうなレトロ調の時計やアイアンの小物類など、随所に使われたアイテムがビンテージ感を高めるのに一役買っています。

リゾートホテルのような高級感のある洗面室。家族が一緒に使えるように150cmの幅を確保し、奥様が座ってメイクができるドレッサータイプの洗面化粧台を選びました。

広い子供部屋は、将来、双子のお子さんが成長したら分割して使えるように設計されています。