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美しくシンプルに暮らすための工夫。
足元から暖かい快適な住まいに。

case24|札幌市O邸
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広く大きな窓と吹き抜けが開放感を演出。床暖房を採用し、断熱性能にも配慮したことで、とても快適、と奥様。「春先や秋口でも、朝、数時間床暖房を入れるだけでいつまでも暖かさが長持ちすることに驚きました」

細部にまでこだわり
美しさと暮らしやすさを追求

 札幌市西区に造成された住宅地。その一角に立つO邸は2020年3月に完成したばかり。タイル張りのシャープな外観が目を引きます。

 Oさんご夫妻が家づくりを意識されるようになったのは、最初のお子さんが生まれた7年ほど前のこと。当時はご主人の転勤で旭川に住んでいましたが、将来は出身地の札幌に戻ることを想定し、札幌での土地探しを始められました。「長男が小学校に上がる前に引っ越したいと考えていました。なかなか思うような土地が見つからなかったのですが、2018年にこの住宅地のことを知りました。新しくできた住宅地なので息子と同世代のお子さんが多いこと、公共交通機関の駅が徒歩圏にあることなど、理想にぴったりでした」と奥様。条件に合う南向きの土地を当社が持っていたことや、当社の長年にわたる実績から、家づくりのご依頼をいただきました。 

 プランニングは奥様が温めていたアイデアを生かしながら進めました。特に重視したのが「生活感を出さない」こと。家具をなるべく置かず、収納を随所に設けることで、空間がすっきり見えるようにしました。また、ご主人の「暖かい家に」というオーダーには、床暖房とトリプルガラスの窓で対応。リビングの吹き抜けにはシーリングファンを設置し、1年を通して室内の温度差を解消できるようにしました。「工事のギリギリまで修正をお願いしました」と奥様が振り返るように、コンセントの位置に至るまで理想を追求されました。

家具を極力置かないようにしたリビングは、お子さんが走り回っても十分な広さです。 

奥様がこだわったのがキッチン壁面の大型収納。扉を閉めればシンプルな白い壁になり、雑然としがちなキッチン周りをすっきりと見せることができます。

思い入れのある家をずっと大切に
シンプルモダンな空間で暮らす喜び

 完成したO邸は、奥様のイメージ通り家具がほとんどなく、モダンな佇まいに。自慢はキッチンの背面に設けた大型収納。生活感を見せないために、電化製品や食器、ストック用の食材など、キッチン周りで使うものを引き戸の中に収められるようにしました。また、ダイニングスペースは、リビングから見えにくい配置にして、家族の食事時間がばらばらだったり、来客があったときでも、落ち着いて食事ができるようにしました。

 リビングにもものを置かず、育ち盛りのお子さんたちのプレイスペースとして十分な広さの空間に。「外に出られない日でも、家の中で思いきり遊ぶことができるので、子どもたちは大喜び。親としても子どもに我慢をさせなくてすむので満足しています」と奥様は笑います。

 洗練された空間づくりを目指す一方で、家事のしやすさや生活動線にも配慮しました。キッチンに隣接する洗濯室は洗面スペースと分けたことで家事に集中することができ、干した洗濯物が人目につくこともありません。また、玄関のシューズクロゼットは、靴を履かずにホール側からもアクセスできるように、上り口をクロゼットの内部まで延ばしました。こうして細部にまでこだわることで、美しくスタイリッシュでありながら、実用性も備えた生活空間を実現しました。

 「明るい家と温かいご飯で、いつまでも家族が『帰りたい』と思える場所に」と奥様。O邸は家族を優しく包み込むぬくもりにあふれていました。

美観や耐久性の高さが魅力のタイル外壁。当社の総タイル住宅のキャンペーンを利用することで、イニシャライズコストを抑えることができました。

キッチンは動きやすいオープンなレイアウトに。カウンターを高くすることで、作業する手元やキッチンの内部を隠せるようにしました。

家事動線がスムーズになるように、ダイニングスペースとキッチンを一列につなげました。「料理を運ぶ距離が短く、無駄な動きも少ないので便利」と奥様。

「由緒正しい和室を」というリクエストを受け、鴨居や仏間、地窓のある純和風のつくりに。ごろりと寝転んだり、お子さんが遊んだり、いろいろな使い方ができるそうです。

リビングの吹き抜けとつながった2階のホール。かべに変化をつけることで、空間のアクセントにもなっています。

ベッドの後ろに壁を設け、オープンタイプのクロゼットを配置。扉を付けないことで空間が広く見え、両側からアクセスできるため動きもスムーズに。

玄関内に幅広く活用できるウォークインタイプのシューズクロゼットを設置。

暖房を使うことで発電するコレモを採用。余った電力は売電でき、光熱費を節約できます。