南に面した明るいリビングは、家族が集う憩いの空間。通風にも配慮されているため夏でも涼しく、快適に過ごすことができるのだとか。
理想的な設備や洗練されたインテリア
便利なスタディコーナーも決め手
札幌市手稲区の静かな住宅街。美しく整備された街並みの一角にD邸は立っています。
D邸は当社のモデルハウスとして、2年前に建てられました。当時、函館に住んでいたDさんご夫妻は、近い将来ご主人が札幌に転勤することを想定して、手稲周辺でのマイホーム探しを検討されていました。「函館のマイホームセンターを見学して、クワザワさんの函館支店を知りました。そしてたまたま同じ日に、札幌に住む私の親がこの家を見学して『すごくいい家がある』と勧めてきたのです」とご主人は振り返ります。
一から家づくりをするとなると時間がかかるし、函館から何度も通うのは大変、と考えていたDさんご夫妻は、親御さんの「造りがしっかりしているし、デザインもいい」という言葉に心が動いたそうです。また、家具や照明などが備えられていること、奥様が欲しかったファミリースペースがあることも魅力でした。「キッチン横のファミリースペースにはカウンターがあって、スタディコーナーとして使うことができます。子どもたちを見守りながら家事ができる理想的な造りだと思いました」。
ご主人の妹さんが撮影してくれた動画を見て、かわいいインテリアなども気に入ったというDさんご夫妻。「場所も希望通りだったし、すぐに決めたという感じ」とご主人が笑うように、見る前から購入を決めていたそうです。その後、実際に見学された上で契約を結ばれ、奥様と2人のお嬢さんがひと足早く新しい家での暮らしをスタートさせました。
ダイニング・キッチンから玄関に抜ける通路を活用して設けられたファミリースペース。広いカウンターはお嬢さんたちが勉強をしたり、本を読んだりするスタディコーナーになっています。背面の大きな収納は、上の段を大人用、下の段を子ども用として使い分けています。
リビングに隣接した洋室は、上のお嬢さんのピアノ室に。音を気にすることなく演奏を楽しめるのも一戸建ての魅力です。
子どもたちが走り回れる回廊型空間
趣味を楽しむゆとりが家族の笑顔に
暮らしてみて実感したのは、住み心地の良さ。リビングが南向きのため日当たりが良く、階段とファミリースペース上部の吹き抜けの窓からは朝日が入り、階下を照らします。「吹き抜けが寒いのではと思っていましたが、冬でも十分に暖かく気になりません」と奥様。他にも広い洗面スペースや機能的なキッチンなど、使いやすさに満足しているといいます。
新しい家での暮らしを気に入っているのは、お嬢さんたちも同じです。函館では賃貸の集合住宅だったため、音や振動に気をつかっていたそうですが、今では回廊式の家の中を自由に走り回って遊ぶこともできます。上のお嬢さんがピアノを習い始めたのも、気兼ねなく演奏できる環境になったから。「娘たちはこの家が大好き。外出しても『早く家に帰りたい』と言うほどです」と奥様は目を細めます。
この春、ご主人が札幌に異動になり、家族揃っての生活が始まりました。庭いじりが大好きというご主人は、時間があれば庭に出てハーブの苗を植えたり、レイアウトを考えたりと趣味を満喫中。「将来はイングリッシュガーデン風にしたい。前庭の横には藤棚も設けたい」と夢が広がります。
「明るく、家族仲良く暮らしていければ」と話すDさんご夫妻。快適な住まいでお嬢さんたちの成長を楽しみながら、かけがえのない時間を積み重ねていきます。
リビングの大きな窓が印象的な外観。前庭の中央にはアジサイを植える予定なのだそう。
子どもの頃から庭いじりが好きだったというご主人が手がける西側の庭。庭づくりをするのもマイホームでかなえたい夢の一つでした。
ちょっとしたスペースに設けられた飾り棚も奥様のお気に入りです。
家の中央に位置する吹き抜けになった階段とスタディスペース。