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家族のつながりを育む温かな空間。
未来を見すえた、長く暮らせる住まい。

case10|札幌市I邸
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キッチンはハイカウンター仕様にすることで、ハンディゾーンを活用。キッチン内部が見えにくい造りのため、家事がはかどる。ダイニングの照明は、遊び心とデザイン性のあるペンダントライトを選択した。

お子さんたちのにぎやかな笑い声が絶えない家。
I邸にはコミュニケーションを大切にする思いが込められていました。

 充実した教育環境や大型ショッピングセンターの開業で、暮らしやすい街として人気が高まる清田区平岡。今回ご紹介する I 邸は、新しく開発が進む住宅地の一角に立っています。外壁にガルバリウム材を用いたスタイリッシュな外観と、芝生やブロックを使いデザイン性を高めた前庭が特徴です。

 「いらっしゃい!」と元気に出迎えてくれたのは、小学校に通うお兄ちゃんと2歳になる弟君。さらに2人の間にはもう1人男の子もいて、I 邸はいつも楽しい笑い声にあふれています。でも、やんちゃ盛りの男の子ばかりだと、新居での暮らしにはさぞ気をつかうのでは?、と奥様に尋ねてみると、「ノンワックス仕様のフローリングはほとんどキズがつきませんし、拭くだけで簡単に汚れが落ちるので安心ですよ」とのお返事。クワザワ標準仕様のフローリング材の耐久性に満足されているとのことでした。

 I さんご夫妻が当社を知ったのは、ご主人の同僚からの紹介がきっかけでした。見学されたモデルハウスが「まさに理想通り」だったことから、当社にマイホームの建築を依頼されました。奥様は「建具のデザインや床の色合いが、イメージにぴったりでした。この家を建てるときも、モデルと同じもので、とお願いしました」と笑います。

小学1年生のお兄ちゃんは、ダイニングテーブルで宿題などをすることが多い。キッチンと隣接しているため、親子のコミュニケーションも図りやすい。

リビングとダイニングはソフトに空間を分けた。奥様がキッチンで家事をしながらテレビを見られるように、リビングとキッチンの角度にも配慮している。

リビングの大きな窓から出ることができるウッドデッキは、家族のふれ合いの場として最適。シンプルモダンなデザインが、外観のポイントになっている。

2階のホールには、家族が共用するためのパソコンコーナーと電動昇降物干しを設けた。

 プランニングは、ご主人と奥様のリクエストを取り入れながら進められました。ご主人の要望は、リビングの開放感を演出するための大きな窓と、一日の疲れを癒すゆったりサイズのバスルーム。奥様は、お子さんたちがどこで遊んでいてもキッチンから見えるようにと、リビングとダイニングの位置にこだわりました。また、収納力のあるキャビネットや冷蔵庫と並んだ食品庫、手元を隠すためのハイカウンターなど、キッチンの使い勝手も重視。快適に家事をこなすための工夫を随所に散りばめました。

 2階は家族それぞれのプライベートゾーン。ご夫妻の主寝室と一番上のお兄ちゃんの勉強部屋、そして12畳弱の子ども部屋があります。現在はこの子ども部屋はみんなの遊び場ですが、下の2人のお子さんが成長したとき、真ん中を壁で仕切って個室にすることを想定しています。出入口と収納も2つずつ設けてあり、将来への備えも万全です。また、廊下のホールにはパソコンコーナーをつくって、家族みんなで共用しながらコミュニケーションできるようにしています。

 上のお兄ちゃんの小学校入学に合わせて、新居に引っ越してきた I さんご一家。暮らし始めて約8カ月になりますが、どこにも不満が見つからない、と奥様は言います。「まるで前から住んでいた家のように、私たちの生活としっくりなじみました。子どもたちもすんなり新しい家に溶けこんで、今の暮らしを楽しんでいます」。明るい光が差し込むI邸は、家族の絆を大切にするご夫妻のやさしい思いに包まれていました。

シャープなガルバリウム材を用いた外観デザインは、奥様のオーダー。「雨だれや割れがなく、メンテナンスも楽なため、ガルバリウムサイディングをお願いしました」

12畳弱の子ども部屋は、将来的には中央に壁を設けて仕切れるようになっている。

一番日当たりの良いところにある、上のお兄ちゃんの部屋。窓のデザインを工夫して、空間のアクセントにしている。