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心おきなく趣味の音楽を楽しめる家に。
理想と憧れを実現した3階建ての住まい。

case27|札幌市S邸
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明るさを抑えたシックなインテリアが、安らぎと落ち着きを感じさせるリビング・ダイニング・キッチン。余計なものを置かず、インテリアは極力シンプルに、というお二人の思いが表れたスタイリッシュな空間です。

ご夫妻の憧れをかたちにした
音楽室のある3階建て住宅

 Sさんご夫妻は趣味の楽器演奏を気兼ねなく楽しむために、1階に専用の音楽室を設けた3階建て住宅を希望されていました。当初は、内装などのデザインが気に入ったことから他のハウスメーカーに決めかけていましたが、当社で3階建ての家を建てたご主人のお父様から助言を受け、考えが変わったそうです。

 「どのハウスメーカーでも、木造3階建ての家を建てられるわけではないのだ、と気付いたんです。その点、3階建て住宅の実績があるクワザワさんなら間違いない、と父に強く勧められました」とご主人は当時を思い返して話します。めざす家のイメージがあったため、一時は迷われたそうですが、当社のモデルハウスを見学され「こんなにオシャレな家ができるなら!」と家づくりを依頼されました。

 プランニングはSさんご夫妻の憧れだった音楽室の仕様をはじめ、照明や階段のデザイン、コンセントの位置に至るまで、一つ一つ納得がいくまで打ち合わせを重ねました。「インテリアや小物類はインスタグラムを見て気に入った画像を参考にしました。クワザワのコーディネーターの方は、画像を見せるとすぐに理解してプランに取り入れてくれたので安心でした」と奥様は振り返ります。照明やタオルハンガー、スイッチプレートなど、一部は奥様がインターネットで見て取り寄せたアイテムを採用しながら、お二人が希望する住まいのイメージをかたちにしていきました。

リビングの一部を吹き抜けにしたことで、昼間は南東向きの高窓から光が十分に入ります。

キッチンはハイカウンターで手元を隠すことができるセミオープンタイプを選択。もともと使っていたというデザイン性の高い家電類が、まるであつらえたかのように空間にマッチしています。

無駄を省いた機能的な空間設計
趣味と暮らしを楽しむ家の理想形

 S邸は2021年11月に、札幌市西区に完成しました。1階には12畳の音楽室と浴室や洗面室などの水回りを配置。音楽室は防音性の高い内装材を用い、音が外部に漏れるのを抑えました。

 2階は20畳以上もあるリビング・ダイニング・キッチンをメインに、最近は在宅勤務が中心という奥様のための書斎スペースや客間を設けました。リビングは一部を吹き抜けにすることで、光を取り入れるとともに空間の広がりも演出。シックな色合いのクロスにヴィンテージ風の照明やモノトーンの家具がしっくりなじんでいます。「なるべく余計なものを置きたくない」というご夫妻のポリシーから収納家具などはほとんどなく、代わりに廊下の納戸やダイニング横のパントリーを活用するようにしました。

 3階にはご主人の書斎と個室が3部屋あります。各部屋を機能的に配置し、フロア面積を最大限に生かすことで、ご主人の書斎は2.5畳の広さを確保できました。

 新居の住み心地について「暮らしやすくとても満足。細部まで希望をかなえられたので、自分たちがつくり上げた家、という実感があります」とご主人。奥様は「今は在宅勤務が中心なので、新しい家を満喫しています。あまりに快適すぎて会社に行きたくなくなるほど」と笑います。趣味を存分に楽しむという視点で建てられたS邸は、住空間とライフスタイルが調和した理想的な住まいでした。

Sさんご夫妻の共通の趣味である楽器演奏を満喫するための音楽室。今後は音楽仲間とセッションをしたり、ホームシアターを導入したり、とさらに夢が広がります。

ご夫妻が一緒に使うことができる幅の広い洗面カウンター。洗面室の裏側にはランドリールームがあり、洗濯物が乾きやすい仕様になっています。

階段の蹴上げ部分の色は、当社のモデルハウスを参考に黒を採用。手すりも黒のアイアンにしてイメージをそろえました。

ご夫妻の寝室は入り口に収納力の高いウォークインクロゼットを設け、ベッド以外の家具は置かないようにしました。

2階にある奥様の書斎は、コンパクトながら必要なものを機能的に配置できる造りに。とても快適で、お仕事もはかどるそうです。

3階のご主人の書斎は、仕事場兼お気に入りのグッズ置き場。2.5畳の広さを確保したことで、落ち着いて仕事に集中することができます。

ブラックのガルバリウム鋼板の外壁が個性を際立たせています。アクセントを付けるため、エントランス部分の色は濃いモスグリーンにし、ストライプを細くしました。