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立地を最大限に活かした3階建て住宅。
間取りの工夫で明るく温かな空間に。

case14|札幌市S邸
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昼間は日射しがたっぷり入る2階のリビング。廊下の出入り口に扉を設けず、スタイリッシュな壁で一部だけを区切るデザインにしたことで、空間を広く見せています。

「こんな家に住みたい」という夢を実現したSさん一家。
毎日を楽しく、快適に暮らす知恵がいっぱいの住まいを訪ねました。

 札幌市東区の閑静な住宅街に立つS邸が完成したのは平成25年の秋。高級感のある総タイルの3階建て住宅が、ひときわ目を引きます。

 11年前に中古住宅を購入されたSさん夫妻は、お子さんが増えて家が手狭になったことや、古い家では暮らしにくい部分が多かったことなどから、建て替えを計画。札幌市内のハウスメーカーや工務店をつぶさに回る中で、たまたま当社のモデルハウスに立ち寄られたお二人は、そのときに対応した営業担当者のことが心に残った、と言います。「他社とは違う熱心さを感じました。親切な人だなという印象もありました」

 敷地が狭いため、新築するなら3階建ての総タイルに、という希望を持っていたSさん夫妻は、当社がタイル住宅を手掛けていることもあり、依頼先候補としてご検討いただくことに。数社から見積もりやプラン案を取り、比較する過程で「営業の方がきちんと話を聞いてくれるし、信頼できる」と、当社に決定されました。「できないことはできない、と正直に言ってくれたし、いろいろ提案もしてくれたのが良かった」と奥様は振り返ります。

オープンなアイランドスタイルのキッチンは、家事をしながらでもフロア全体を見渡すことができ、お子さんたちの様子を確認できるのがポイント。大容量の収納や分別用のごみ箱などを設置して、すっきり片付くように工夫しています。

限られたスペースながら機能的なレイアウトで、リビングとダイニングを分離。来客時でも、お子さんたちが気にせずに食事をしたり、くつろいだりできるようにしました。

家族が多いため、個室がある3階にも大型の洗面化粧台を設置しました。

 お二人は、つくりたい家のイメージを箇条書きにして用意。それらを取り入れながらプランニングを進めていきました。例えば、ダイニングの窓際にはお子さんが勉強したり、奥様がくつろいだりできるカウンターが欲しいとか、リビングの壁に内装用タイルを使いたい、このスペースにこういう収納が必要、など、具体的にリクエスト。内装や部材の一つ一つにまでこだわり、「わがままで迷惑をかけたと思う」と笑うお二人ですが、完成した家は「想像以上の仕上がりで、まるで夢みたい!」と声を揃えて言われます。

 2階のリビングは日当りが良く、廊下との仕切りの役割を果たす壁には調湿性能などのあるタイルでデザイン性をプラスしました。ダイニングはキッチンを挟んで独立させ、家族が落ち着いて過ごせるようになっています。壁面やニッチを利用した造り付け収納も随所にあり、スペースを最大限に活用。「敷地の狭さをまったく感じない」とご主人が絶賛するほど空間に広がりがあり、機能的な間取りになっているため家事の動線がスムーズに。お二人の希望をかなえつつ、さらに暮らしやすいアイデアを盛り込みました。

 3階にはご夫婦の寝室と、3人いるお嬢さんたちの個室が設けられています。新しい家にはお嬢さんたちも大満足の様子で、一番上のお姉ちゃんは「自分の部屋があるし、クリスマスパーティにお友達をたくさん呼べるのが楽しみ」とうれしそうに話してくれました。

 「念願だったホームシアターもつくれたし、理想をかなえることができました」とご主人。細部までていねいにつくられていて、モデルルームかホテルに暮らしているような感覚になる、と笑います。また、以前の家のように冬の寒さに悩まされることもなく、一日中快適に過ごせるようになったことも大きな魅力なのだとか。家族みんなの趣味や個性を大切にしたS邸は、訪れる人を温かい気持ちにしてくれる心地よい住まいでした。

角地に立つ総タイルのS邸。「タイルの持つ重厚な質感やメンテナンス面のメリットから、タイル住宅にしようと決めていました」とSさんご夫妻。

「まるでホテルみたい」とご夫妻が感動したエントランス。間接照明や内装用タイルを組み合わせて、洗練された雰囲気に仕上げました。

ご主人の希望をかなえたホームシアター。1階に設けたことで、音の響きがあまり気にならず、心ゆくまで音楽や映画を楽しむことができます。「年末には家族全員でクリスマスの映画を観たいですね」

ロフトをつくって、収納力を高めたガレージ。屋内から直接出入りするようになっているので、雪や雨に濡れることなくアクセスできます。