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モダンで洗練された空間演出。
暮らしを楽しむセンスにあふれた家。

case09|札幌市M邸
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吹き抜けになったリビングのハイサイドライトが明るい光を取り込む。大型液晶テレビは音響にもこだわり、本格的なスピーカーシステムを組んだ。

スタイリッシュな空間と暮らしやすさの調和。
細部のディテールにまでこだわったM邸を訪ねました。

 JR手稲駅からほど近い住宅街の一角に立つM邸は、シャープな外観がひときわ目を引く総タイル貼りの住まい。曲線を取り入れたアプローチや、ポイント使いのブロック塀が、エクステリアのポイントになっています。

 Mさんご夫妻が新居の購入を考えられたのは、それまで住んでいた賃貸マンションからの引っ越しがきっかけでした。「また賃貸に移って家賃を支払い続けるより、その分を住宅購入にあてた方が良いのでは」と考えたご夫妻は、住宅展示場の見学やハウスメーカー探しをスタート。やがて、ご主人の友人からの紹介で、当社と出合われました。「それまでのハウスメーカーでは、理想とする家を建てるには予算が合わないと言われることが多くて。でもクワザワの営業の方は、僕たちの話を聞いて『できますよ!』と言ってくれました」

 Mさんご夫妻は、住まいづくりに対して具体的なビジョンをお持ちでした。例えば、奥様が家事をしていてもコミュニケーションできるように、キッチンからリビングまでを見渡せるような造りにしたい。吹き抜けのリビング階段にして、1階と2階のつながりを持たせるように。収納はできるだけたっぷりと。そして、全体のコンセプトはスタイリッシュでモダンな雰囲気に。ご夫妻のリクエストを一つ一つ取り入れながら、M邸のプランニングは進められました。

キッチンからリビングまで、すべて見渡せる空間というのがMさんご夫妻の要望。オープンスタイルのキッチンからは、リビング壁面の大型テレビを楽しむこともできる。

家族とのコミュニケーションをスムーズにするため、階段はリビングダイニングに設け、上部を吹き抜けにした。アルミフレームとスケルトンパネルの階段は圧迫感がなく、スマートな空間演出効果も。

2階のライブラリースペースの壁には、個性的な柄のクロスを選択。「1階から見上げると、ちょうどこのクロスが目に入る仕組み。空間のポイントになって大正解でした」と奥様。

 こうして完成した住まいは、お二人のこだわりが随所に。壁や床は柔らかなホワイトで統一され、建具の濃いブラウンがすっきりとした印象を与えます。オープンスタイルのキッチンは、幅広のカウンタートップや収納力のあるキャビネットが機能性をプラス。リビングの壁面には、ご主人の要望で、大型の液晶テレビとホームシアターレベルの音響システムを備え、いつでも迫力ある映像や音が楽しめるようにしました。「二人とも多趣味なので、グッズが増える一方。玄関内の収納や、ベッドルームのウォークインクローゼットなど、ものがたっぷりしまえるので便利です」という奥様の言葉どおり、収納の多さもポイントの一つになっています。

 細かな部分にもユニークな工夫が。信楽焼の手洗いボウルを使い和の趣に仕上げたトイレスペースや、大胆な柄のクロスがアクセントになった2階のライブラリーコーナーなど、遊び心のある仕掛けは奥様のアイデアなのだとか。個性を生かした空間デザインが、暮らしの楽しさを感じさせます。

 リビングのソファでは、愛猫のソマくんが心地よさそうに寝そべっています。日当たりの良いリビングか、広い庭に面したダイニングの窓際がソマくんの定位置。新しい家での暮らしにもすっかりなじんだ様子です。「この夏は仲間たちと、庭での焼肉パーティを存分に楽しみました」と笑うMさんご夫妻の住まいは、洗練されたデザインと暮らしやすい機能性が調和した、くつろぎ感のある住空間でした。

7歳になるソマくんは大切な家族。人好きな性格で、ゲストをなごませる役目も。

外壁を総タイルにしたのは、メンテナンスの手軽さと見た目の高級感から。耐久性の高さもタイルならではの魅力。

トイレには奥様たっての希望で信楽焼の手洗いボウルを設置した。「どうしてもこのボウルにしたくて。まだ未完成ですが、トイレのインテリアは純和風に仕上げる予定です」

アジアンリゾートを思わせる、しゃれたインテリアのベッドルーム。アクセサリーをうまく使ったディスプレイがセンスの良さを感じさせる。5.5畳の広さを持つウォークインクローゼットは、お二人の洋服や趣味のグッズ収納に大活躍。

リビング横の部屋は、スタイリッシュな住まいと調和する和モダン空間。床の間があった方がいい、というリクエストを受けて、アールをつけた斬新なデザインの床の間に仕上げた。