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居住性抜群のモノトーン空間。
スタイリッシュモダンを楽しむ家。

case03|函館市 井上邸
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広い窓ガラスの開口部がスッキリとした印象を与えるリビング。「セルフクリーニング機能付きガラスなので、ほとんど汚れが付かず、拭き掃除の手間が省けて大助かり」とご主人。

ホワイトを基調にした、シンプル&モダンな空間デザイン。
賢く・美しく暮らすための工夫に満ちた井上邸を訪ねました。

 湯の川温泉にほど近い住宅街に井上邸が完成したのは、平成18年11月。 周囲には重厚な佇まいの住宅や趣のある邸宅が多く、街の喧噪から外れた静かな地域です。

 井上さんご夫妻が当社を知ったのは、たまたま立ち寄られた北海道マイホームセンター函館会場でのこと。当社のコンセプト住宅『TERIOS(テリオス)』を見学され、「こんな家なら建ててみたい」と思われたことがきっかけでした。いくつかのハウスメーカーに打診されたなかで、「クワザワの対応が最も親切だった」とお二人。営業担当者への信頼感も大きかった、と振り返ります。

 プランニングは、お二人の要望を細部まで取り入れながら進められました。 井上さんは当時、苫小牧にお住まいだったため、FAXや電話を駆使しながらほぼ毎日のようにやり取りをしたそうです。奥様は「すごく迷惑をかけたかも」と笑いながら、その頃の様子を思い出されていました。「困ったときは『展示会場のテリオスのイメージで』、が決め文句でした」とご主人。こうして、展示モデルのテイストを生かしながらも、オリジナリティのある井上邸が完成しました。

「この地域に憧れていた」という奥様のリクエストを受けて、井上邸の住まいづくりは土地探しからスタート。総タイルの外観、1階の天井を標準より高くしたハイスタッドなど、「テリオス」モデルの仕様を取り入れた。

奥様手作りのパン屋さんは、近々オープン予定。天然酵母を使った、ヘルシーなベーグルなどを売る予定なのだとか。

 1階の空間レイアウトは、大胆かつ個性的。玄関ホールとシームレスに繋がったリビングは、2階へと続く階段がさりげない目隠しに。その階段を囲むようにダイニング、キッチン、バスルームなどが配置されています。リビングの吹き抜けには大きなガラス窓を設け、開放感を演出しました。「この吹き抜けがすごくいい。大きな窓からはたっぷり日が入るし、天井のファンのおかげで、冬は暖かく、夏は涼しい」というご主人の言葉に、奥様も頷かれます。

 2階は、家族それぞれのプライベートエリア。ロフト付きの子ども部屋は、双子のお子さんに大好評なのだとか。「本を読んだり、宝物を隠したり。子どもにとっては、ワクワクする秘密基地のようなものなのでしょう」と奥様。今は部屋遊びに夢中、と笑います。一方、ご夫婦の寝室には、ご主人の書斎とクローゼット兼奥様のくつろぎスポットを設けるなど、ご夫婦の「個」にも配慮した空間設計になっています。

 井上邸を外から見て、気づくことが一つ。それは、駐車場に面した小部屋の存在。実は、パン作りが趣味、という奥様が、窓売りのパン屋さんを開くためのスペースなのです。こうした夢のある家づくりも、井上邸のテーマでした。

 「(この家の)欠点が思いつかない」と奥様が言えば、「僕のスペースが少ないことぐらいかな」と答えるご主人。デザイン性と居住性を実現した井上邸は、隅々までご夫婦アイデアが詰まった、こだわりの住まいでした。

標準のシステムキッチンに、オリジナル仕様のカウンターを組み合わせたキッチンスペース。「こうした工夫をしてくれたのも、クワザワならではの柔軟なサービス」と、ご夫妻は大満足の様子。

玄関は、普段家族が使う部分と来客用スペースを仕切り、子どもたちが脱いだままにした靴などが目に入らないようにした。

男の子と女の子の双子のお子さんは、自分たちの部屋が大のお気に入り。ロフトに上ったり、互いの部屋を行き来したりする間も笑い声が絶えない。

九州にいるご主人のお母様が遊びに来たとき、自由に使えるように、との配慮から、1階にミニキッチン付きの和室を設けた。

自由空間のご主人の書斎。納戸は趣味のカメラで使う本格的な機材や書棚のスペース。